畜エネってご存知ですか?
あまり聞いたことがない畜エネという言葉。
「蓄エネルギー」の略称で、蓄電池などを利用してエネルギーを貯め、必要なときに使えるようにしようという考え方です。
太陽光発電などで作り出した電気エネルギーを蓄えるための機器として蓄電池や電気自動車の利用が考えられています。
以前は家庭用の太陽光発電で作られた電気は売電し、収入にしたほうがいいと言われていました。
しかし現在は売電価格の低下や電気料金の高騰などにより、使わない電気はためて、自分で使うことをおすすめしています。
電気も自給自足の時代になったんですね。
畜エネの種類
蓄電池
蓄電池は高くても元が取れないというのは過去の話で、2023年は電気料金高騰と蓄電池価格の値下がり(補助金等)により元が取れるようになりました。
太陽光発電を設置しなくても、寝ているあいだに電気を蓄電池に貯めておいて、昼間にその電気を使うだけで、いつもと同じ電気を使っているのに支払額が安くなります。
蓄電池は電気を貯めるタイミングを自動制御してくれる機種が一般化していますから、自分で毎日操作する手間はありません。
既に太陽光発電を設置済みの方でもうすぐ10年の売電期間が終了する方や2019年以降に太陽光発電を設置した方であれば、売電するよりも自家消費する事がより高い経済メリットを得る事ができます。
電気自動車
電気自動車は、太陽光発電パネルと組み合わせるとより経済的な家庭用蓄電池として活用できます。
家庭にEVパワーステーション(V2H)という充電設備を設置することで、電気自動車に電気をため、家庭内で使うことが可能です。
一般的な家庭用蓄電池の容量が4〜12kWhであるのに対し、電気自動車は10〜80kWhと大容量です。何日も電力供給がストップしてしまう可能性のある災害時などは、電気自動車の蓄電の方が安心できるでしょう。
このように蓄エネも光熱費の削減だけでなく、災害時に安心できる暮らしへのメリットもあります。
光熱費ゼロ円住宅
太陽光発電で「創エネ」し、高機密・高断熱の家で「省エネ」し、余剰電力は「畜エネ」すると、光熱費ゼロ円住宅が実現すると思いませんか?
チケンホームは家づくりのご相談だけでなく、暮らしに役立つ情報をお客様にお伝えし、長く安心して住んでいただける住環境をご提案しています。
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